JEDIメンテ行き(後編)
2006-05-15


 件の専門店の感触が前回の様だったので、気の短い私はルイガノ代理店のアキコーポレーションに直接電話で「トップギアでチェーンがフレームに触れる症例がないか」と問い合わせた。対応自体はすこぶる良かったものの、しかし結論としては「溶接精度の個体差で起こることがある」だった。クレーム対象としては受け付けておらず、しかも「部品を交換してもまた起こりうる」と言う。何のための品質保証か意味不明だ。ちなみに部品代自体は1.5万円程度らしいが、フレームを半分換えるのだから工賃と工期を想像するとウンザリする。しかも直る保証がない。対処療法としては「薄いワッシャーを噛ませて調整」と言われた。

 一方件の専門店の返事も同じで、あとは後周りをcapreoに換装する方法を提案された。トップギアが11Tから9Tに小さくなるし、チェーンも幅が狭くなるからおそらくフレームには触れなくなるだろうと言うのである。それは確かだろうがスプロケットとディレーラーその他交換して約3万である。それが新車に対してのスマートな対処とは思えない。ちなみにワッシャー対応は適当な物が無いのを理由に断られた。そのままだとロハの様でそれは気が引けたため(お人好しダネ)、近々換えるつもりでいたペダルの換装だけして引き上げることにした。

 日帰りのはずが愛車は2日預けとなってしまい、引き上げ当日クルマで来られないために私は会社から自転車で帰ることにした。電車で片道1時間10分の距離は自転車通勤なんぞ絶対無理だが、帰路だけならなんとかなるだろうと考えた。その日は銀座の得意先に納品してから帰ることになったが、銀座からの帰路は約30Kmで2時間だった。私としては「あれ? もう着いたの?」である。数字で振り返れば多摩湖往復程度の距離だった。しかしそれは道の空いている夜だからであって、混んで陽も差していればもっと掛かっただろうし汗もかなりかくので往路は無理だろう。

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MKS製FD-6は、JEDI純正で半プラのVP製VP-113の480gより実は軽い430g。折り畳み操作もより軽い。と言っても価格は倍以上する。
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TOPEAK最小のサドルバッグ、マイクロ。400mlってどれ位かわからなかったが、20'チューブ1本とタイヤレバーでほぼ一杯。用は足りるが。
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MING TAY製 MT-3506チェーンはしばらく付けているが結構重い。しかし外すと手放し時ブレが激しくなることが判明。ある種のスタビライザーとなっているらしい。

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