量産型ザクのアクションフィギュア〓可動戦士ザク
2017-03-10


 私の世代で超合金と言えばポピー社製品であるが、いまはバンダイ、正確にはバンダイボーイズトイ事業部及びコレクターズ事業部のトイブランドとなっている。そしてバンダイと言えばガンダム。ガンダムと言えば、本欄的にはザクである。

 超合金と言ってもご存知の通り特殊な金属が使われている訳ではなく、亜鉛ダイキャストを主にした製品ということである。だが、製品名の通り可動を売りにしたアクションフィギュアで、どれだけダイキャストが使えるのだろう。どうも限られた部分だけの様で、現物を手にしてみると、「上半身の緑色の部分」「フンドシと呼ばれる腰部」「足の踝から下」だけがダイキャストとなっていた。それでも重量感はたっぷりである。

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超合金 可動戦士GD-26 '00年発売 4,500円(別)
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左右×4種の手首と基本武器に、ドップ。
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劇中画っぽいと言われるHGUC('03年)と。フォルムも色も大分違うな。

 一方で、例の膝射でいつも話題にするスカートについては、柔らかい素材で、ある種アニメ通りに、ポーズに合わせて歪む仕様となっている。但し少し厚めで弾性がある。


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左右シールドが、装着方法故の独特な位置。がに股で妙に腿が長いが…
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綺麗な膝射。17年前に既に出来ていた。
 発売の2000年はガンプラで言えばFGが出た辺り。ミニチュア品を含めた殆どのザクが、そのFGの原型である当時のMGに準えて作られていた時代に、可動戦士は全く違うと言える位の造型で出されている。かなり特徴的なフォルムはアニメ1stに近付ける志向だった様だ。可動範囲確保のためか短く幅広なスカートと、妙に突き出たフンドシが特徴的。アクショントイのザクとしては、PVC素材のMOBILE SUIT IN ACTION!!の次に当たる。[→年表]

 ちなみに現在ではさすがに新品はなく、ネットオークションで中古専門店の出品物を買った。ただ買えれば良かったので程度は問わなかったが、「一部色欠け」となっていたのは前所有者が人差し指の先に整形のためパテを付けていた(下地は無傷)だけで状態は極めて良い物に当たった。これで送別3千円以下なら良しだろう。

 長くスケール唯一だったドップが付属するが、先発のシャア専用では代わりにシャアの立像がここに入っていた。
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