1杯目のビール
2011-07-21


禺画像] この季節は退社の時間が近付くと、多少喉が渇いていても1杯目のビールのためにお茶やコーヒーを我慢するという事がある。乾き気味の喉に流し込むビールというのは格別であるからだ。さすがに定時に向けて秒針を目で追うなんてことはないが、終わりの算段が付くと後は概ねビールの事を考えながら仕事をしていたりする。

 1杯目のビールというと、私の場合は自転車での長距離ライドの帰路もその事ばかり考えている。いや、折り返す前から、もうその事で頭が一杯だという気もする。大抵の場合、私の長距離ライドでの目的地というのは単なる折り返しポイントであって、そこに着く事自体に達成感はあまりない。だから休憩時間も足りなくなりがちな訳だが。

 仕事の時と違うのは、1杯目のビールのために水分を摂るのを控えたりはしないという事か。当たり前である。そんなことをしたら下手をすると帰り着けなくなる。帰路ボトルが全くの空にはならない様にしているので、帰着時ドリンクなり水なりは残っているが、ビールの栓を開ける直前でも取り敢えず飲む。運動して乾いている身体にいきなりビールというのは、さすがの私もちょっとなと思う次第である。

 そもそも運動後のビールは水分補給どころか身体に悪いそうである。利尿作用より、むしろアルコールにより体内の水分配分が変わり細胞内の水分が減る事の方が問題をもたらすそうだ。だから運動後で極端に体内の水分が減っている時のビール大量摂取は好ましくないそうだ。まあ何にせよ大量摂取は好ましくないと誰でも言うだろうが。

 そう言えばこの数年、夏が近付くと熱中症予防のための水分補給を訴えるメディアを多く見掛ける。運動の際もとにかく飲んどけと言う。昔は逆のことを言っていたそうだが、私はその時代を知らない。何にしてもずっと文化部だから言われる機会がなかった。今更水分補給を気にしているのは、今更スポーツを始めたからである。

禺画像]禺画像]読書 平 安寿子「こっちへお入り」祥伝社文庫

「33際独身OL、鋭意修行中! 〓落語は、不器用なオトナのための指南書」と帯にある。また平お得意のエンターテイメント逆性差別かと身構えたがなかなかに面白い。ところで私にはこの主人公同様iPodに落語を入れて持ち歩く女性の知人がいるが、それもまた良いのかなぁと思ったり。いや、自分はやるとなったらのめり込む質なので、下手に手を付けないでおこう(笑)。


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