無香料
2011-07-19


 化粧品の無香料ブームというのは、今はもう終わっているのだろうか。いや、今でも「無香料」を大きく謳う製品は多い。化粧品の香料というのは、勿論製品の個性を打ち出すために付けられているのが主であるけれど、素材自体の不快な匂いである油臭さや刺激臭をマスキングする役割もあるのだそうで。それが抑えられた素材の開発やら採用やらで無香料は実現したのだそうだ。

 しかし、こと男性化粧品に関しては、そもそも勘違いの香料の選択がスタンダードとなってしまっていたのを否定するという意味合いが強かったのではないか。市場の狭い製品は洗練されないという原理から、女性用に較べて男性用化粧品は遙かに遅れた製品だと言える。だから先行している市場の原理をそのまま導入して、およそ日本人男性に合わない様な香りの製品を主軸に据えたのが昔の日本で、その反動としての無香料ブームはあるべくしてあったのではないか。

 とはいえ実際の所、無臭の化粧品には体臭に対してのマスキング効果がないために(消臭成分含有はまた別の話として)、無臭の整髪料を使っていると、夏場は自分の頭皮の匂いが気になるのだとつい最近気付いた始末。フレグランスは頭に振り掛けられないものなぁ。

 何の話かというと、自転車の話で、当たり前のことなのだけど、長く走って帰ってくると匂ってしまう。コロンを振るのは逆効果だし、制汗剤かなぁ。でも好きな香りがないんだよなぁ。先日ボトルの色だけでライムグリーンのシーブリーズを買ったら、明らかにオンナノコの匂い(というかガムみたいな匂い)なので娘にやった。

 女の子には無香料ってないのだろうなぁ。向かいの大学の体育会女子寮ですら、生徒が出て来るのは匂いで判るしな(何を感知してるのだか)。

 スポーツマン向けのコロンがあるにしても、まあそれも自分には合いそうもない次第で。
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画像の方は[myhome]ネタ。フェンスがゲゲゲな件。
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妹の勤務先の在庫。お馴染みアイリスオーヤマのルーバーラティス。
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ともあれステイン系を上塗りしないことには。これが手間。
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艶まで違う…。ちなみにブロックもケルヒャーで洗浄した。

RC20の記録 藤沢の国道一号。いつもの1割減で走ろうという意図通りの結果…になってなかった。
走行時間4h26m56s/走行距離105.53km/平均速度23.7km/h/総走行距離8285.8km
 
禺画像]禺画像]読書 藤代冥砂「誰も死なない恋愛小説」祥伝社文庫

タイトル買いで読了ならず。「稀代の写真家・藤代冥砂が、奔放で美しい11の女性達を描いた」云々の説明に「あぁ」となっていたのは事実。だってねぇ。ところが驚いたのが、この方なんと自分と同世代の男性なのだった。えぇー。そうなんですか、そうですか。


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