酒場で「ナチの旦那」と呼ばれるに至る私
2010-12-16


 「忠誠こそ我が名誉」はナチス親衛隊のモットーである。そんな言葉を口走る中学生がいたら、普通の大人は眉を顰めるのだろう。しかし、そもそも大人に眉を顰めさせることを喜ぶのが中学生位の年頃というものではないか。諸兄にそういう記憶はないだろうか。私もそういう子供だった。

 当時は「つっぱりブーム」というものがあり、不器用に大人に反抗する“不良”の子供達を肯定する様な風潮があった。そういう子供達の方がかわいげがあり、大人の言うことを(一見)守っている子供の方がかわいげがない位のものだった。私はその事に反発する気持ちから、通っていた中学校に既存の風紀委員会があるのに、顧問の教師を乗せて(あるいは乗せられたのかも知れない)、美化委員会の活動を精神美化に範疇を拡大して風紀委員会もどきとして活動したりした。確か1年位で顧問更迭で解体された。

 そういう私なので、世間で(つまり大人からは)「規律正しく悪者」と見られるステロタイプなナチスドイツ像に、ある種のシンパシーを抱いたのだった。子供だし幼稚である。

 もっとも、それはきっかけの一部分というだけで、思想的なことはせいぜい「我が闘争」を読んだ位であり、後は資料の洋書を買ってみたり(当然読めない)、模型の兵隊に色を塗ったりしていた程度のことである。イデオロギーもへったくれもない。「フォルキッシャーベオバハター」を読んだことはないし、「ホルストヴェッセルの歌」も歌えない。
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リングの側面に「Meine Ehre heisst Treue (忠誠こそ我が名誉)」と刻まれている。
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CAW ワルサーPPKエーレンバッフェ ダミーカートモデル 定価20,790円


 さて何を唐突に子供時代の話を書いているのかというと、実は予告である。とうとうCAWのワルサーPPKエーレンバッフェを入手した。ナチスの褒賞武器だ。

 想いが強く書きたいことが沢山あるため、さすがにブログ1回分(自己規定で800W以内)では無理。ガン関係コンテンツ「新製品即断速報」というのもあるが3月発売のモデルを載せるのもおかしいので、「今週のデスクサイド」を拡大版にして書くことにした。

今週末12/18(土)にアップ予定。
[今週のデスクサイド]拡大版 偏執的「戦前型ワルサーPPK」考

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[銃]

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