つけ麺屋の油そば。 田無「春馬」
2017-01-12


 田無駅周辺は、油そばで検索をするとそれなりに選択肢が出て来る。尤も、この店もあくまで(つけ麺、ラーメン、油そば)というカテゴリーなので、店は良くても油そばの旨さが保証された訳ではない。

 店のある場所は駅に近い繁華街の外れ。かなり寒い日だったにも関わらず開店5分前で一組来ており、開店後10分経たず満席になった。

 食券を渡す時にいろいろ訊かれるのは事前に知っていたので迷わず答える。

「麺は、前から使っている中太麺と太麺から選べますが」。
「太麺で」。
開店前に雑談を交わしたのでリピーターでない事は分かったはずだが。丁寧な説明ではある。

「普通のマヨネーズか辛子マヨネーズをお付けできますが」。
「普通のでお願いします」。
付けなくて良いという選択肢もあったな。

「サービスで大盛りか、半ライスお付けできますが」。
「…じゃあ大盛りで」。
いや、この店は普通盛りでも結構な量だと書かれていなかったか。

 「迷わず」どころか迷いだらけ。いらないとか少なくという返事が出来ない。やれやれ。

 カウンターのみだが椅子の間隔がありそれ程には窮屈な感じはない。ただ、椅子の幅が狭く、特に太っている訳でもないのだが普通に腰掛けても腿が落ちる。小綺麗な店内だが、床が妙にぬめる。

 着丼。マヨネーズはレンゲに乗ってきたので味変に使うまで取っておける。

 名前通りの太麺はしっかり腰がある。しかしより特徴的なのはその短さ。ちょっと持ち上げるとすぐ端が出る。豪快に啜れなくて残念という意見も見られるが、啜るのが嫌いな私にとっては理想の麺と言える。猫舌なので啜ると途中から熱くて口に入れられないのだ。

 タレの第一印象は、とにかく甘い。魚介系で魚粉の舌触りもある。早々にラー油を投入した。それと油が結構多い。

 具もタレも、あくまでつけ麺ありきという感じだったが、これはこれでまあアリかなとは思った。店自体は良い感じだし、なるほどの順位なのかも。

[LINK] (禺画像])
油そば(大盛サービス)660円。

春馬つけ麺 / 田無駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

禺画像]禺画像]読書 角田光代「福袋」河出文庫

久し振りの角田光代だが、先日本欄に書いた、以前買ったのに忘れてまた買ってしまった本。「負の宿命の様な母親とだらしない男」という角田光代モチーフ。これは今は違うのだろうか。新刊探そう。

[LINK] (禺画像])


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