先週末の荒川でCALLE SERIAの色違いという珍しいペアを見掛けた。何か楽しげな青年達だったのでつい話し掛けそうになったが思い留まる。この中国製ロードバイクは品質もサイズも吊しのままでは結構辛い様だし、メーカーそのものがハッキリしない。数年前からネットオークションで実売3〓4万円程度で販売されているが、半分ネタで弄り倒して乗るのが適当らしい。 | ||
そこへ先日、DIYチェーン店カインズホームの系列カインズサイクルパークから5万円を切る本格ロードバイク発売という記事を読んだ。スポーツ紙サイトとの連動企画で、廉価で始めるロードバイクの楽しみ方を綴る連載も始めるらしい。「SAUVEUR(ソヴェール)」は「救世主」の意味だが、入門車10万円からというロードにあって、それなりの品質で5万円で提供し敷居を下げる救世主という事だろう。このクラスを購入しようとする人によくパーツのアップグレードスパイラルを懸念する意見を聞くが、すぐ止めるかもしれない趣味にこのご時世10万はないだろうし賛成である。 しかし待てよ、先達の専門店も当然同種の物を出しているはずだ。サイクルベースあさひはどうだろう。サイトを見ると「プレックロード」というのがあってそれなり良さそう。だが一割高い。しかも近隣2軒では店頭になかった。 この辺のクラスは、アルミフレームにSORA辺りで10kgをちょっと越える程度であるが、それ以上細かいことは自転車好きでなければ分からない程度の違い。ゾヴェールは、当然その辺りを研究し尽くして出してきたはずだが、フレームサイズか1つで、ハブはクイックではなく、ついでに色が1色という辺りが少々残念である。 ロードバイクは時期を逃すとタマが無くなる。実は初心者にはこれこそモチベーションを落とす原因ではないかと思う。通年の安定在庫確保にこそアドバンテージはあるのではないかと思う。 |
禺画像] 家から10kmの所に東大和店があるので、JEDIで行ってきた。多摩モノレール桜街道駅にほぼ直結の場所。 [LINK] (禺画像]) お店でチラシをいただく(手前)。安売り自転車屋のチラシにしては随分大人しくて小綺麗。<制作経験あるので実感として。 | |
[LINK] (禺画像]) ワンフロアの広い店内は何がどこにあるか分かり易い。シーズンのせいもあるか、近隣のあさひ同様ブランドスポーツ車はほぼない。(ちなみに店内撮影は許可の上) |
禺画像] この後ろに図らずも(?)値下げで同価格になった無名メーカー製が並んでいたが、お客はむしろ悩むのではと…。 |
■関連リンク 「サイクリングをもっと気軽に “SAUVEUR”で「まえばし赤城山ヒルクライム」を完走」 cyclist(サンスポの自転車サイト) カインズサイクルパーク 諸元表はPDFの方が良い。細部の画像が少な過ぎ。初心者向けとはいえ。 ↑'13年1月現在は物凄く改善されている。 |
セコメントをする