娘より先に卒所
2011-05-25


 先週末に、学童クラブ父母会市内連絡会の総会が開催された。新年度始動のセレモニーであり、私にとっては足かけ4年に渡った同会役員として最後の行事であった。娘はあと1年学童クラブにいる予定だが、私は所属クラブの隠居職に就いて市内連絡会からは引退させて貰うことにした。

 とは言え、副会長兼その他の係のまとめ役であり、静かに終えられるわけもない。1週間前に送られてきた質問状への回答と調整。総会当日避けられないかも知れないディベートのシミュレーションに忙殺されていた。総会屋か私は、とも思うが、実際には1/6も使わずに済んだ。さらに壇上で話をしなければならなくなったが実はこれが一番苦痛。会場は100人以上の人で埋まる。選挙後の市議会が始まった直後ということもあり、例年なら招待状の返事を寄越したかどうかも分からない様な会派の議員まで来て挨拶をしていた。

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ちなみに壇上にいるのが小官。
 学童クラブは行政にとっては二の次三の次の存在である。「働く親支援の政策」なんてどこかへ勝手に立てられた旗という程度の実感である。かと言って私は先頭に立って環境改善を図ろうという程入れ込んでいるわけではなく、ただ、そこに没頭している人達に「こうすれば楽だし、こうすれば早いですよ」という提案で手伝いをしていたに過ぎない。要するに、まあ、そういうスタンスで活動をするのが好きなのである。

 平生のコミュニケーションのために役毎にメーリングリストを整備する。アンケート集約がやりやすいように項目や形式を整理する。イベント参加の申し込みを正確に効率的に出来るように携帯電話で書き込むメールフォームを用意する。最後の1年は副会長兼任であったため、機関誌の編集もすることになった。

 バーンアウト云々と言う程に入れ込んでいた訳ではないが、隔週週末の予定がぽっかり抜けたかと思うと脱力を覚える。

 まあ、他に注力せねばならないものがあるから辞めたのであって、そう脱力してもいられないのだが。

禺画像]禺画像]読書 伊藤たかみ「指輪をはめたい」文春文庫

買い漏らしてたかと買い、冒頭30P辺りで既視感。当サイトのサイト内検索をしたら'06年11月20日に既読だった。つまりダブり買い。阿呆だ。でもストーリーはほぼ忘れていたために楽しめた。但し「1冊を2度楽しんだ」のではなく、「2冊を計2度楽しんだ」のであって、お得な感じは一切ない(苦笑)。


[LINK] (禺画像])

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[随筆 日記]

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